ブラッドリー・ウイギンス離婚。きっかけはドーピング疑惑か。
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英国初のツール・ド・フランス総合優勝者にして、「サー」の称号を与えられたブラッドリー・ウイギンス(Bradley Wiggins)夫婦が離婚した。
It is with deep sadness my wife Cath and I have decided to separate. Our two children remain our priority and we ask for privacy at this time. Brad & Cath
— Brad Wiggins (@SirWiggo) May 18, 2020
このツイートで、ウイギンスは深い悲しみを表明している。
ツールを制し栄光に輝いた人生を一変させたのは、下記の情報源記事によると2つのできごと。その2つに共通するのはドーピング。
情報源:Bradley Wiggins and wife Cath announce separation “with deep sadness”
1つ目は2013年にランス・アームストロングがドーピングの過去を全面的(?)に告白したこと。そしてもう1つはウイギンス自身の「怪しい封筒騒動」(通称、jiffy bag疑惑)である。(過去記事:チームSkyの怪しい封筒「 Jiffy Bag」疑惑。渦中の医師がついに沈黙を破る!)
英国紙ガーディアン(Guradian)に、当時のその騒動についてインタビュー記事が掲載されているが、そこで「子供たちも苦しんだ」とウイギンスが語っている。(ガーディアン:Bradley Wiggins: ‘I’d have had more rights as a murderer … I only asked for a fair trial’)
子供たちも周囲からいろいろ言われるようになり、転校せざるを得なくなった。そのことが子供の心に大きな悪影響を与えたのは間違いないだろう。また、時を同じくしてそれまで幸せだった夫婦の仲にも亀裂が入り、時間とともに修復不可能なまでに至った。
そして今回の離婚となったもよう。
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