2021ジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia)

2021ジロ・デ・イタリア開催について

コロナ元年となった今年。なんだかんだでツール・ド・フランスもジロ・デ・イタリアも成功に終わったと言っても良いであろう。たしかにジロでは2チームの撤退とプラスアルファの陽性が出てしまったが、それ以上の感染広がりや大きな混乱もなかったという点では成功と言って良いのではないか。

今開催中のブエルタ・エスパーニャが終われば実質的に今年のロードレースシーズンも終わりである。そしていよいよ来年はコロナ2年である。おそらく来年中にコロナ殲滅に向けて劇的な何かが起こるとは考えられないのではないか。あまり期待していない人のほうが多いのでは?あと10年はコロナが続くとか言う専門家集団もあるようだ。

そんなコロナ2年のグランツールはどうなるのか?ジロ・デ・イタリアのレースディレクターMauro Vegniは次のように述べる。

情報源:2021 Giro d’Italia likely to take place entirely in Italy says Vegni

“I don’t think that the problems linked to COVID-19 will have been overcome for 2021, so for that reason we’re working towards having all 21 stages of the race in Italy,

訳「たぶんコロナ問題は2021年に終わることはないやろね。だから来年は21ステージの全てをイタリア国内だけで編成する方向で動いてるんよ」

“We’re thinking about it and we do have different options for the start, in Italy and abroad. But obviously if we still have an important problem with COVID-19, then a foreign start would be too complicated.”

訳「運営側は同時に別の選択肢も考えてる。スタート地点を外国にする案や。でも明らかに言えるのは、コロナが大問題のままならば、外国スタートはあまりにも難しいやろうね」

今年のジロはそのそもハンガリーの首都ブダペストから始まる予定だったが、コロナでそれがなくなり、少し前ではフランスへの入国の制限によりフランスを通るルートもなくなった。それはこのまえのブエルタ第6ステージも同様である。

予定していたものが変更になったりなくなったりすると様々な混乱や新しい調整の必要が出てきて、めんどくさいだけである。急な変更が新たなトラブル・火種の元になることもある。そういった不都合を事前に排除すべく、来年は全てイタリア国内でまかなうというのは正しい判断だろう。

幸か不幸か、今年のおかげでコロナ禍でのロードレース運営マニュアルを手に入れることができた。さらなる改善は必要だろうが、大筋のところは来年からのロードレースにも運用可能なものができあがったのではないか。つまり、来年は今年と違い開催レースが増える可能性が高い。

日本企業でもすでにコロナが終わらないことを前提に業務環境改革が進められ、いろいろ遅い日本企業ですら今後リモートワークを一過性の例外的措置ではなく、半恒久的にそれを原則とする体制を整えつつある会社が多いもよう。

いよいよ来年から本当の意味でコロナ社会がスタートするのかもしれない。

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