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シーズンオフになってようやく未来が見えてきたチームNTTことクベカ・アソス(Qhubeka-ASSOS)だが、選手と新しく契約しようにも移籍市場も終盤、残された時間は少ないようにも思われる。
そんな中でも昨日の時点でジャコモ・ニッツォーロやサイモン・クラークなど10人は確保。
そして、チーム幹部が言うには契約候補として100人もの選手をピックアップしているらしい。
情報源:Qhubeka Assos have 100 riders to pick from, says Michaelsen
チームの監督の一人デンマーク人のLars Michaelsenが言うには、すでに約100人の選手と交渉を持っているらしい。
スポンサーが変更となってのチーム存続が発表されたのは最近だが、当然発表されるかなり前からそれは決定していたはず。そしてそれを踏まえて、契約候補の選手やその代理人たちと連絡と取り合い、交渉をスタートしていたと考えられる。
数週間前から今日に至るまではかなり激動の毎日だった。本人も本当に忙しいと述べる。契約可能な選手のピックアップ、実際に交渉してその手応えや結果など、いろいろな項目・情報をチェックしては○やXをつけ、また別の選手との交渉をスタートさせ、様々な書類も用意し・・・と裏方の作業に追われる日々。
日本ならば口約束だけで「ほな、そんな感じでよろしくー」で終わる交渉が多いかもしれないが、外国での交渉はかなりタフなイメージがある。日本よりも「本音と建前を分けて、本音はなかなか見せない」のが欧米のビジネス文化。代理人も曲者だらけ。そんな中での交渉は押したり引いたりの連続で疲れるものだろう。
さて来シーズンに向けてのチーム作りの方針だが、やはりまずはグランツール(特にステージ優勝)が最重要という方針のようである。その点についてはいえば、やはり今年好調だったジャコモ・ニッツォーロをエーススプリンターとしてスプリント勝利を挙げることが第一目標となるだろう。
同時に、石畳クラシックやアルデンヌクラシックでの結果も求めると言う。ただチーム力を考えると、それぞれのレースでただ一人のエースしか立てられないと思うので、チーム力が物を言う王道の展開になると厳しいだろう。はちゃめちゃな混乱が支配するレースとなればチャンスは生まれるか。
なお、気になるマーク・カヴェンディッシュが戻ってくるかどうかについては、「まだ何も言えない」というコメント。つまりチームに戻ってくる可能性を否定はしていない。交渉はしているということか?