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昨日の記事「ポガチャルが走行データを公開しない理由」でもポガチャルのコメントとして紹介したが、彼が最も警戒するステージが今日の第17ステージだ。
そのコースプロフィールはこうなる。
2つの1級山岳に続いて超級山岳が最後に登場。しかも山頂フィニッシュだ。その名はポルテ峠。
標高2215mで、登坂距離16km、平均斜度8.7%。前半の3kmほどは斜度10%の激坂区間。最後のゴール前1kmも斜度10%。
このポルテ峠でポガチャル以外の総合エース勢はどこでしかけるか。最初からいく奇襲をかけるか、中盤で仕掛けるか。最後のゴール前の10%区間でダンシングで仕掛けるのもありだが、それだとあまりタイム差は稼げなさそう。
ポガチャルがポルテ峠で攻撃するのも考えられるが、可能性としては低いか?余裕のあるタイム差を有しているだけに、わざわざ疲れることをする必要はない。たとえタイムを失ったとしてもそれを最小限にとどめれば実質的に勝ち。
自分で動くよりも、総合2位または3位争いをする選手らの争いを上手く利用してついていけばいい。総合2位以下の選手は下剋上を目指して活発に動くはず。誰かが動けば誰かが追いかけざるを得ない状況になるはず。
特に総合2位のリゴベルト・ウランから総合9位のギヨーム・マルタンまでは十分にこのステージで入れ替わりがあり得る。これら8名の争いがかなり激しくなると期待できる。
個人的には、その鍵となるのはやはり9位のマルタンだと思う。マルタンがプロトンから抜け出せば鐘がなる。殴り合いの幕開けだ。ヒャッハー。
あと注目すべき闘争はやはり山岳賞争いだろう。僅差の争いになっているのでこの日で1位から3位までが入れ替わることが必至だと予想する。ワウト・ポエルス、マイケル・ウッズ、ナイロ・キンタナ、ワウト・ファン・アールトの誰かがどこで抜け出すか。ひょっとしたら最初から逃げに乗るのか。
とにかく総合2位争いと山岳賞争いの熱い闘いが期待できる日だ。
中間スプリントポイントが一つ目の1級山岳の直前にあるのが気になりますね。
うまく逃げが決まらなかった場合、集団で1級山岳に突入することになりますが、そうなると総合争いと山岳賞争いが同時に発生するハチャメチャな展開もありそうです。
この展開で一番得をするのはファンアールト?(山岳ポイントも稼ぎたいけど、アシストもしたい)でしょうか。
今日のステージは、ポイント賞と山岳賞とチーム総合(ともしかしたらビルバオの総合ジャンプアップ)を狙っているバーレーンがカギを握るかも?
ほんといろいろな観点で大波乱が起こりそうで期待と興奮のステージになりそうブヒね。
Jumbo-Vismaはこの前のステージと同じような作戦で奇襲をしかけてくるかも??
そう考えると、やはりファン・アールトの動きが注目となるブヒね。