ロードレースとロードバイク

なぜヴィヴィアーニはイネオスを選んだのか、ある選手の存在が大きな要因に。

先日発表されたエリア・ヴィヴィアーニのINEOS Grenadiersへの移籍だが、ヴィヴィアーニとしては、移籍先にDeceuninck-QuickStepとINEOS Grenadiersという2チームが頭にあった。では、彼がINEOS Grenadiersを選んだ決定的な理由とは?

情報源:Ganna factor helps Elia Viviani choose Ineos Grenadiers over QuickStep

この記事によると、ヴィヴィアーニは次のように述べたもよう。

“There were two roads, Deceuninck or Ineos, and the project of Ineos was much bigger for me, and the relationship with Filippo [Ganna] helped a lot in this contract and in this choice,”

訳「移籍先としては2つ選択肢があって、それがDeceuninck-QuickStepとINEOS Grenadiersやね。で、INEOS Grenadiersのほうが自分にとってずっと合ってそうだったのよ。それにフィリッポ・ガンナの存在が、INEOS Grenadiersとの契約を決める大きな要因となったね。」

ガンナとヴィヴィアーニはともにイタリア人。今年の東京五輪でもそれぞれトラック競技でイタリア代表として出場。二人ともメダルを持ち帰ることに成功。そういった点でも二人は親交があるのだろう。

また、スプリンターであるヴィヴィアーニとってトレインの存在は非常に重要。現役最高のタイムトライアルスペシャリストであるガンナの走力はヴィヴィアーニにとってもとても魅力的だろう。

ただ、INEOS Grenadiersはみんな知っての通りグランツールでの総合優勝に全力を傾けるチーム。よってグランツールなどのステージレースではスプリンターの出場機会はないと思われる。これまでもそうだった。

それを考えると、出場機会の多いDeceuninck-QuickStepのほうがよかったのではと思えるが、それについては次のように述べる。

“We need to help these guys go to the top. I still want to win a lot of races but I see in Hayter a really phenomenal rider. We still need to do the first meeting, but then I will understand everything about what they expect from me and what I can give to the team.”

訳「(INEOS Grenadiersにはトム・ピドコックやイーサン・ヘイターなど若くてすごい才能がいるので、)若い才能を頂点に導く役割が必要となる。自分としてはまだまだ多くのレースで勝ちたいが、イーサン・ヘイターにとてつもない将来性を感じてる。これから最初のチームミーティングでいろいろ話し合うべきことがあるけど、チームから期待されている役割を理解したいと思ってる」

この口ぶりからすると、ヴィヴィアーニが若手(特にイーサン・ヘイター)の成長を助けるべく、ヘイターをアシストするというレースも出てくるのかもしれない。それがチームからのオーダーならば、それに従うつもりなのだろう。

ただグランツール以外でヴィヴィアーニが絶対に勝ちたいレースというものはいくつかあるだろう。そこではヴィヴィアーニがエースとして走ることになるだろうか。

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