UCIが英国政府に警告「今後、英国を不利益に扱うかも」
UCIが、ロシアとベラルーシ選手の世界選参加について英国政府に警告
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UCIが英国(今回の記事でいう英国とはUKという意味の英国)に対して、ロシアとベラルーシの選手の世界選手権参加についてある警告を発している。
情報源:UCI warns UK that banning Russians will hurt chances of hosting future events
来月、「4年に1回の特別なよくばりセット世界選手権」が開催されるわけだが、UCIまたは国際オリンピック委員会の方針ではロシア選手とベラルーシ選手は両国家からのサポートを得ていない、中立な立場での出場ならば認められる。
しかし、英国はそれら両国家の選手がUCI世界選手権に参加しようとする場合に、彼らに対して、ウクライナへの侵略を支持しないこと、そして、ロシアとベラルーシの政治体制を支持しないことの2点について両方とも文書で宣誓することを義務づけている。
これは明らかにUCIとIOCが採用する参加条件以上のことを義務づけていることになる。
それで今回UCI会長から英国政府に向けて書簡が送られ、その中でUCIは「もしUCI以上の条件を課すのをやめないならば、今後UCI関連の大会の開催地を選ぶときに英国を不利益に扱う可能性がある」と警告をする。
この件について英国政府は今後UCIや大会主催者などとの話し合いを続ける方針。結論がいつになるかは不明。