昨日はログリッチも食中毒だった?
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昨夜の第21ステージでの個人TTで幕を閉じた2024ブエルタ・ア・エスパーニャ。最後は大会前の予想通り、レッドブルのプリモシュ・ログリッチが自身4度目の総合優勝を果たした。これでログリッチは、ブエルタ史上の最多総合優勝記録に並んだこととなる。
またよく考えれば、今年のグランツツールについてはタデイ・ポガチャルがジロとツール、そしてポガチャルと同じスロベニア人のログリッチがブエルタを制したわけで、スロベニア人が歴史上初の年間全グランツールを制したこととなる。やがて日本人がそうなるときも来るのだろうか。
さてそんなログリッチは昨日にひょっとしたら総合優勝を逃していたかもしれないおそれがあった。それは彼のチームであるレッドブル・ボーラ・ハンスグローエを襲った謎の病気があったからだ。
レッドブル・ボーラ・ハンスグローエのメンバーは、前日の第20ステージでダニエル・マルティネスとパトリック・ガンパーがレース中にリタイア。そしてニコ・デンツがタイム制限に間に合わず失格となっった。その原因はチーム側曰く、おそらく食中毒だろうとのこと。
また昨夜の第21ステージではフロリアン・リポヴィッツも「前夜に胃がおかしくなりほとんど眠れなかった。だから今朝にはヘトヘトだった」と明らかにした。
プリモシュ・ログリッチ自身は第20ステージで他のチームメイトのように不調に陥ることはなかったが、それでも最終日のレース後に、「今日はすでに12回トイレにいったみたいな感じ」、「実際そうでもなかったけど、でもベストの状態でもなかった」などと語り、最終日になんらかの影響はあったと示唆するような発言をしている。ただしそれ以上の詳しいことは語るのを避けてた。
結果的にこのようにログリッチは無事(?)だったわけだが、もし第20ステージで大きく遅れたチームメイトらのようにログリッチも第20ステージで食中毒によって大きな影響を受けていれば、ベン・オコナーに逆転されて総合優勝を逃したという結末もあったかもしれない。
もし原因菌がサルモネラ菌なら潜伏期間は12~36時間と幅があるので、ログリッチとリポヴィッツは20ステージでなんともなくても21ステージでは発症していたということなのかもしれませんね。
ちゃんとBORAのレンジでしっかり加熱すれば良かったのに…
なるほど潜伏期間があったブヒね。
異常気象で気温がこれまでより高くなってると食材などの管理もより注意が必要になるブヒね。