レビュー
Rapha



Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Movistarがエンリク・マスとの契約を2029年まで延長
Movistarが総合エースのエンリク・マスと2029年まで契約を延長したことを発表した。
Ⓜ️ @EnricMasNicolau renueva con Movistar Team hasta el 2029.
— Movistar Team (@Movistar_Team) May 19, 2025
📝 Noticia ampliada: https://t.co/AttOj88Hfo#RodamosJuntos I @movistar_es I #Enric2029 pic.twitter.com/lLUiBwXBcJ
エンリク・マスは現在30歳のスペイン人。プロデビューは2017年で当時のQuickStep-Floorsへの移籍だった。そこから2020年にMovistarへ。そして現在に至る。
今年もジロ・デ・イタリアには出場しておらず昨年と同じくツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャに出場する予定だ。個人的にはツールよりもブエルタでの印象のほうが強い。
今年はこれまでのところ勝利はまだないが、地元のボルタ・ア・カタルーニャでは総合3位、同じく地元のイツリア・バスクカントリーでは総合2位でフィニッシュ。カタルーニャでは今ジロを走っているログリッチとアユソーがいなければ、そしてイツリアではジョアン・アルメイダがいなければ優勝できていた。
さて今回2029年までの契約延長ということだが、そのときには35歳。引退が見えてくる頃だ。そのときに彼がどうするのかまた注目だ。引退するのか、アレハンドロ・バルベルデのように40歳になっても最後までMovistarで走り続けるのか。はたまた若手のアシストをすべくどこかへ移籍するのか。
Movistarもマスに続く新世代のエースを作る必要がある。UAEからフアン・アユソーを奪うのも1つの手だが、Movistar期待の21歳のイバン・ロメオをエースとして育てる選択肢もある。そのためにはロメオを早く長期契約で囲い込みたいところだ。現時点では彼とは2028年までの契約となっている。契約年度が来る前に延長交渉を進めるほうが良いだろう。