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コモ、イル・ロンバルディアの3年協定を締結し、世界的な自転車拠点へ
ポール・セクサスが終盤のチヴィリオの登りでライバルたちを振り落とし、18km独走で優勝した今年のイル・ロンバルディア。
→ポール・セクサスが18km独走で2026イル・ロンバルディアを優勝し、史上最年少優勝記録を塗り替える
ロンバルディアは1906年から続く大会で、リエージュ、パリ~ルーベなどについでロードレースでも屈指の歴史を誇るレースだ。そして同レースの近年の特徴の1つが1年ごとにスタートとゴール地点の両方が入れ替わることだ。基本的にはコモとベルガモで入れ替わることになる。
コモにはイタリアでも有名な避暑地のコモ湖があり、レースも必ずそこを走るコースが組み込まれている。
しかし近年のそうしたスタート都市・ゴール都市の入れ替えはどうやら来年からなくなる可能性が高い。
なぜならイタリアのコモ市がイル・ロンバルディアのフィニッシュ開催に関する3年間の協定を、ロンバルディアを主催するRCS Sports & Eventsと締結したからだ。同市は地域の観光や経済振興につなげ、世界に知られる自転車の拠点を目指す方針だ。
情報源:Il sindaco: «Noi polo mondiale. Un investimento sul territorio»
地元紙La Provincia di Comoによると、協定はコモのスポーツ都市としての評価を高めることを目的とする。イル・ロンバルディアに加えて関連イベントを通じて地域や企業を年間で発信していく構想だ。
同紙は3年連続でコモがフィニッシュ地点になると報じているが、記者会見ではその点が正式に確認されたわけではないとしている。
今回締結されたその協定では2027年から各契約年につき最大10日間、ヴィラ・オルモの本館と庭園をイベントの迎賓・対外活動の拠点として無償提供する。
また、市はボートクラブ「カノッティエーリ・ラリオ」の施設の一部を年間10日間利用できるようにしてこの協定の実行を支援するようだ。
市の具体的な投資額は明らかにされていないが、アレッサンドロ・ラピネーゼ市長は、イベントの規模に比べて負担は小さいと説明した。
商工会議所側は、世界に向けた映像発信が観光・商業だけでなく産業にも役立つと期待する。コモにとって今回の協定は、レースを街と地域の魅力を伝える機会へ広げる取り組みとなる。