サガンが頭突きの理由と危険性を語る。2020ツール第11ステージ

一昨日のツール・ド・フランス第11ステージでは、ピーター・サガンの頭突きが問題なった。結果、サガンの降格処分と、頭突きをくらわされたワウト・ファン・アールトとサガン両名に対する罰金処分となった。サガンは約6万円、ファン・アールトは約2万3000円の金額。

この事件(?)について、ピーター・サガン本人がEurosportで、その頭突きの理由などをコメントした。

情報源:Peter Sagan shares his thoughts on sprint controversy after stage 11 of Tour de France 2020

なぜ頭突きを?

あの行為の理由はサガンは次のように語る。

“I saw the barriers were pretty close and in the middle of the barrier there was a pole with the brand on it.

訳「あのフェンス際のスペースに飛び込んだとき、フェンスに広告バナーを掲げているポール(柱)が目に入ったのよ」

あの第11ステージ終了後すぐに、サガンのあの行動の理由は観客のセルフィーのための棒がはみ出していたからじゃないか、とも言われていた。次のTwitterを見てほしい。

しかし今回、サガン自身がそういった見解を否定している。邪魔だったのは広告だったと。そのようなセルフィー棒には気づかなかったと言っている。

危険な行為だとの認識はあったのか?

このようにサガンは自分に対する危険回避のためにあのような行動に出たといっているわけだが、それでは、ファン・アールトなど他者への危険性は認識していたのか?

この点、サガンは次のように主張する。

“If I kept going I was going to touch it with my handlebars, but I didn’t think it was that bad or dangerous.”

訳「もしそのまま直進していればハンドルがそれに取られていたやろね。だからあのような回避行動をしたわけやけど、それがそれほど悪いこととか危険だとかは思ってなかったのよ」

というように、他者への危険行為とは考えていなかったもよう。

もちろんこのインタビューで本当のことを言っているのかはわからないが、コメントとしてはこのようになっている。

今回のこの件がなかったとしても、サガンとしてはファン・アールトが来年以降のグリーンジャージ争い、あるいはその他のレースでの強敵となるとはっきり意識できたであろう。決してグリーンジャージ獲得は楽なものではないが、それでもずっとサガンのそれを現実的に脅かす存在がいなかったのも事実。そこに現れた好敵手。今回の件で禍根が残ろうと残らまいとに関わらず、サガンはファン・アールトをこれまで以上に意識せざるを得なくなるであろう。個人的にも、サガンのロードレースへのモチベーション維持という点で、それを期待したい。二人の関係&バトルは今後も見物である。

4 thoughts on “サガンが頭突きの理由と危険性を語る。2020ツール第11ステージ

  1. 確かに、サガンは「瞬間的に何かよ除けた(避けた、回避した)」ように見えたのだが、良くMarcoも確認していなかった。(反省)
    動画を繰り返し、よくよく見ればセルフィー棒は出てるわ、斜めのフェンスを支える?直立の広告(柱?)=山岳賞のスポンサー?等々、邪魔な物がたくさん確認できた。
    UCIはビデオを確認し厳格に判定したとのことだが、「観客のマナーの悪さと運営側の落ち度」も多分にあるのではないだろうか?
    コロナ対策も兼ねてフェンスを二重にして観客を2m下げる、フェンスは凹凸を付けない等、工夫をしなければ、またしても同様の案件が発生するだろう。
    山岳ステージの観客の応援マナーも含めて、是非ともブタ様からUCIに提案のメールを!!

    それと、ファンアールトは指を立てていたんだね。
    それは罰金食らうよ。
    それも「勉強になった」かな?

    1. フェンスから観客を離せば、絶対さらに長い棒を使って撮影しようとするバカが現れたりするブヒね。
      かといって手荷物検査を全員にするわけにもいかず。

      もうラスト200mは観客なしってのが一番いいと思うブヒね。
      バカが一定の割合で出てしまう以上は仕方ないブヒね。

  2. え、自撮り棒を回避したんじゃなかった?? よくよく見返してみたけど、広告付きの三角ウレタンは2本くらい通過してからのど突きだったし、てっきり自撮り棒回避かと思ってましたが…
    また見返してみたら、まぁ確かにラインがちょっとフェンス側に寄ってて三角ウレタンを避けようとも見れるが… ま、これはわからんですねぇ。
    まぁ旗をコース上に出してる観客もいるし、防ぐには斜めフェンスの上にさらに網フェンスを立てるしかなさそうです。

    1. アメリカの総合格闘技のようにラスト200mは網で囲んで、電流デスマッチ!

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