ユンボの監督追放の原因とは?

昨日の記事で紹介したが、プリモシュ・ログリッチ(Primož Roglič)所属のユンボ・ヴィズマ(Jumbo-Visma)の監督Merijn Zeemanが、第17ステージ後にツール・ド・フランスから追放処分を受けた

1日経った現時点でも、ログリッチのバイク検査のときに一体どんなやり取りがあり、何が原因でその監督が激怒し、UCIの検査官たちに罵るまでに至ったのかはほとんど漏れてきていない。

情報源:Few details emerge of Jumbo-Visma director’s exit from Tour de France

監督のコメントと、UCIの検査の態様

ロードレースでは肉体的なドーピングに対する検査やバイクの検査が毎回行われる。基本的には優勝者が、そしてあとはランダムで抽出された選手が対象となる。

そして第17ステージはプリモシュ・ログリッチのバイクが対象となった。ようするに隠しモーターなどのメカニカルドーピングをしていないかどうかの検査である。

この検査では検査官がUCIにより規定されたチェック項目に従い、モバイル端末によるスキャン・X線検査などを行うのだが、必要に応じてバイクのあらゆるパーツを分解する権限が与えられている。

そしてどうやらログリッチのバイクに対してもBB付近を調べるため分解したもよう。監督のMerijn Zeemanは、次のように述べている。

“I got angry because the commissioner wanted to independently disassemble the bike’s bracket. Primož’s bicycle was damaged during this disassembly. Despite this incident, I should have kept my cool and approached the UCI commissioner respectfully. I regret that I did not do this.”

訳「怒った理由は、審判団が勝手にBBを分解しようとしたから。ログリッチのバイクはこの分解行為によってダメージを受けた。ただ、そういったことがあっても、冷静に、きちんと彼らに対応すべきだったのは確か。馬鹿なことをしたと後悔している。」

ただ、UCI側はログリッチのバイクがダメージを受けたのかどうかはノーコメントである。一方で、ログリッチのバイクからは何の怪しい痕跡も発見されなかったと正式に認定している。

またUCI側が一体どのような考えと基準に従い、ログリッチのバイクを分解しようとしたのか、その基準もUCIは公表していない。

選手らには箝口令

なお、ユンボの選手らはこの件についてノーコメントを貫くよう指示を受けているもよう。また、監督のMerijn Zeemanは追放処分となったといえども、実際にはレース中にチームカーに乗ったりはできないという意味で、チームと同じように移動し、ホテルへもついていくなどはできるもよう。

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