ジロ第6ステージで選手に金属棒が突き刺さる
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ジロ・デ・イタリアに出場しているベテランイタリア人選手のジョヴァンニ・ヴィスコンティ(Giovanni Visconti)が、昨日の第6ステージの下りでとても危険な状態に陥っていたことが本人によって明らかにされた。
ヴィスコテンィに足に突き刺さった金属の棒
まずはヴィスコンティ本人のツイートの衝撃的な画像を見て欲しい。
Posso dire che sono fortunato ad essere arrivato a Matera sulle mie gambe? Uno spavento che per fortuna è rimasto solo tale. A domani, sperando che la nuvola nera che vola sulla Vini Zabù Brado KTM venga spinta via dal vento pic.twitter.com/AKN4Vlj1I0
— GIOVANNI VISCONTI OFFICIAL (@GIOVANNIVISCON9) October 8, 2020
ファッ!?
(´・ω・`)えぇ・・・(困惑)
一体何がどうなればこんなものが刺さるんや・・・
ヴィスコンティ本人によると、これは長さ20cmほどで直径0.5cmのヘックスレンチ(六角レンチ)とのこと。自転車の整備でよく使うアレである。
彼が言うには、時速60㎞ぐらいで下りを下っているときにこうなったのだとか。ただ、一体何がどうなってこうなったのかはわからないらしい。落車したわけでもない。
ただこんな奇妙な事件に襲われながらも、本人に負傷はなく、無事にその日のゴールに到達している。
チームVini Zabù – KTMの頭上にかかる暗雲は晴れるのか?
— Cycling out of context (@OutOfCycling) October 5, 2020
それにしてもこの事件を含めて、ヴィスコンティが所属するプロコンチネンタルチームVini Zabù – KTMは、ジロ・デ・イタリアで不運続きである。
第3ステージでは、チーム最大の悲願であるステージ優勝の直前まで来ていながら、最後の局面でチームカ-から補給を渡せず、監督がブチギレてボトルを投げ捨てた事件があった。
なぜ監督がそのような行動にでたのか、その背景・理由はこちらの記事をまた読んでもらいたい。
また先日の第4ステージでは、ゴール付近で低空飛行したヘリコプターによる暴風により、金属製のフェンスが選手のほうに吹っ飛び、2名の選手がそのフェンスの犠牲になった。
今回のヴィスコンティのこの貫通事件もそういった不吉な流れの中にあると考えられる。今後チームにかかる不幸の暗雲が晴れることはあるのか?
降りかかるトラブルがどれもこれも彼らにほとんど非のない、一体なんじゃそれって感じですよね。
きっと後半はいいレースができるぞ!
まるで地下足袋でつまんでるような刺さり方ですね ! @o@ !
これがホイールやディレーラーに絡まなかったのは不幸中の幸いでした。
GIROもそうですが、やっぱり今シーズンはトレーニング不足レース不足のせいか落車がほんと多いので、選手の皆さんには注意してもらいたいものです。
下りの最中だったらしいので、なおさら何もなくてよかったブヒね。
それにしてもよくこんな状態で走れたものブヒ。途中で靴を交換したのかな?