ロン毛ライダーのキール・レイネン がロードレースを引退し、グラベルロードにフルタイム参戦へ

プロトン随一?のロン毛ライダー、Trek-Segafredoのキール・レイネン (Kiel Reijnen)が、ロードレースを今年限りで引退し、来年からはグラベルレースに集中することを発表した。次のチームツイッターを見て欲しい。

キール・レイネンは現在35歳のアメリカ人選手だが、もともとアウトドア全般が趣味のような選手。斧を使って木を処理するのも、木の工作も、釣りも上手い。実にアウトドア好きのアメリカ人らしい感じ。

そしてこの本人のインスタのようにもともとグラベルにも参加しており、グラベルでの走りがとても好きだったようだ。

ロードレースの選手寿命が長くなりつつある昨今、35歳という年齢はまだ数年はいけるという感じはするが、区切りとしてはいい数字か。

“I’m not here to change gravel or to put my stamp on it. I just want to be enthusiastic about it and make other people enthusiastic about it,”

Trek-Segafredo公式「The pro peloton is losing one great mane of hair」

訳「自分はグラベルシーンを変えようとか自分の能力の高さを示そうとしてグラベルを走るんじゃなくて、ただもうひたすら楽しみたいだけで、他の人もグラベルに夢中にさせたいね。」

キール・レイネンはこのようにグラベルへのフルタイム参戦の目標を語る。

ロードレースをやめた選手のグラベル参戦という点では、今回のTrek-SegafredoだけでなくチームEFもグラベルに注力している。どちらもアメリカチームという共通点がある。

広大な自然をもつアメリカで順調にグラベルシーンが拡大・成長しつつあるということなのだろう。もちろんアメリカのバイクブランドのトレック、キャノンデール、スペシャライズドなどの販売戦略の一環という観点もあるだろうが。

今後もこうしたグラベルの本場のアメリカチームからロードレースを引退するプロ選手によるグラベルロードへの参戦が増えてくるかもしれない。そしてその波はロードレースの本場ヨーロッパにも波及し、アメリカとヨーロッパで今後もグラベルシーンが成長し続け、ロードレースやMTBとはまた異なる1つの大きな文化になりうる可能性がある。それは自転車文化の多様性と拡大をもたらしてくれるのではないだろうか。

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