ロードバイクとロードレース

ワールドツアーライセンスとProTeamライセンス申請状況

先日の10/15は2022年度に向けたワールドツアーライセンスの申請とProTeamの申請の第1回目の締め切り期限だったが、その期限に申請したチームが明らかになった。

情報源:Androni Giocattoli among three squads not on list for UCI ProTeam status in 2022

現在19あるワールドツアーチームについては、財政難にあえぐクベカ・ネクストハッシュを除く18チーム全てが申請を完了。以下の過去記事もどうぞ。

またワールドツアーの1つ格下のProTeamカテゴリー(このブログでは「プロチーム」と区別するためにずっと英語表記にしている)については、現在19チームのうち3チームを除く16チームが申請を完了。

申請をしなかった3つのProTeamとは、Androni Giocattoli-Sidermec、Vini Zabù、そしてフランスチームのDelkoだ。

このうちAndroni Giocattoli-Sidermecについては、来年度からDrone Hopper社をメインスポンサーに迎えてDrone Hopper-Androni Giocattoliとして活動することが予定されている。そのため資金難というわけではないだろう。単なる事務処理の都合か何かだろう。

Vini Zabùについては、先日の記事「財政難でイタリアのVini Zabùが消滅危機」で書いたように、メインスポンサーであるVini Zabù社がスポンサーをやめると言われている。

おそらく、選手のドーピング疑惑とその余波でチーム(とスポンサー)の最大の目標であったジロ・デ・イタリアから撤退せざるを得なかったことが響いたと思われる。 (関連記事:【ドーピング】UCIがVini Zabùに30日間のレース出場禁処分

Delkoについては資金ショートからのチーム消滅だ。こちらもこの前「フランスチームDelkoが消滅へ」で紹介した。

なお、2022年度ではスポンサー変更に伴いワールドツアーチームの3つについて名前が変更となる。

  • Team BikeExchange → Team BikeExchange – Jayco
  • Deceuninck-QuickStep → Quick-Step Alpha Vinyl Team
  • Astana-Premier Tech → Astana Qazaqstan Team

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください