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トレックとロペスはマリアローザ死守を決意。今週の土曜日が事実上の最終決戦か?

今週末の土曜日が事実上の最終バトルか?トレックとロペスはマリアローザを守るべく死力を尽くす覚悟。

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今週のジロ・デ・イタリアはおおむね平坦基調の日々が続いていたが、週末の土日は丘陵+山岳ステージが連続する。そしてそこからいよいよジロ・デ・イタリアの本格的な総合争いが勃発すると思われる。

そして今大会はピュアクライマーにとって有利と言われるほどタフな山岳ステージが多い。

そんな中、現在マリアローザを着用しているのがトレック・セガフレードのスペイン人、フアン・ペドロ・ロペス(Juan Pedro López)。

ロペスはピュアクライマーではない選手であり、この土日の2日間のどちらもなんとか耐えたとしても、来週でマリアローザを失う可能性が高い。それでもチームもロペスもマリアローザを守るべく、最後までできるかぎりのことはやり尽くすと決意している。

情報源:López and Trek-Segafredo determined to keep maglia rosa dreams alive at Giro d’Italia

ロペスは次のように語る。

“For sure nothing has changed in my life, only my jersey is a different colour,”

訳「自分の中では何も変わってない。ただジャージの色だけが変わったという感じ」

“I’m the same person as three years ago when I turned professional. Whatever happens in the next few days, I’ll still be as happy as I am now, I’ll race with a smile on my face.”

訳「今の自分は3年前にプロになったときの自分と全く同じよ。今後数日の間に何が起こっても、今と同じようにハッピーだと思うよ。笑顔を絶やさずレースしていきたいね。」

たとえマリアローザを失うことになっても、現状を冷静に見つめながらも、若者らしくジロという大舞台を楽しんでレースを続けるのみ。ステキな心がけやん?

グランツールでの彼のキャリアは、昨年のブエルタ・エスパーニャで総合13位というものがある。うまくいけばこのジロ・デ・イタリアではそのブエルタでの成績を上回ることが可能かもしれない。

チームとして特に警戒するのが、この土曜日の戦いだ。チームのマネージャー、ルカ・グエルチレーナは「最近のグランツールを見てると、最終週は総合勢が各自の順位を守るため防御的な姿勢に終始することが多い。だからこの土曜日に決定的な動きが発生するかもしれない」と考え警戒をしている。

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piginwired
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