世界選のレムコ・エヴェネプールのバイクと使用機材。2022世界選手権男子エリートロードレース優勝のSpecialized S-Works Tarmac SL7
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日曜日の2022世界選手権男子エリートロードレースで優勝し、ベルギーから10年ぶりの世界王者となったレムコ・エヴェネプール(Remco Evenepoel)。そんな彼が使っていた当日使っていたバイクは、もちろんSpecialized S-works Tarmac SL7。
しかしブエルタ優勝を記念して作られたカスタムペイントの特別バイクではなく、普通に今シーズンずっと使っていたチーム標準ペイント(?)のバイクだった。
よく考えたら、レムコはブエルタ優勝カラーじゃないバイクなんだな#ロードレース #ロードバイク #スポーツ #自転車 #ツール・ド・フランス #ジロ #ブエルタ #jspocycle #gcn #世界選手権
— ワイアードの豚@ロードバイク (@BikeNewsMag) September 25, 2022
ヘルメットとシューズはブエルタ記念の真っ赤の特別モデルだったが、バイクだけは通常ペイントのマットブラックだっただけに、「?」と思った。
だがよく考えると、カスタムペイントのバイクはフレーム重量が少し重くなりがち。そして今年の世界選は最高難易度とは言わないものの、獲得標高が4000m近くあったため、やはりちょっとでも軽さを優先したかったのだろうと理解した。
そんな彼の当日のTarmac SL7の画像と使用機材が、下の情報源記事で報告されている。ファンは見て欲しい。
情報源:Gallery: Remco Evenepoel’s World Championships-winning bike
セッティング・使用機材はおそらく今シーズン通じて使われてきたものと同じだと思う。
Specializedといえば、先日タイヤ製品群の新世代モデルを発表したばかりで、その1つとしてRapidAir 2BRが登場した。だが、世界選当日はこれまでの旧モデルのRapidAirを使用したようだ。情報源メディアではその理由を、旧モデルのほうが1ワット速い、あるいは、単に供給が間に合わなかったのではないかと推測する。
個人的に思うのは、当日はレース無線が使えないルールだったため、パンクなどのトラブル対処が後手後手になる可能性が高かったので、選手としてはちょっとでもそうしたリスクを減らすため使い慣れている製品を使いたかったのではないか?と。
また情報源記事では、バイクにセラミックスピード(CeramicSpeed)社のシールがついていることから、BBなど各所のベアリングには同社のベアリングが使われているのではないかと推測している。