レビュー
Rapha


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INEOS Grenadiersが正式に16歳のスペイン人の天才、ベンハミン・ノバルとの契約を発表。2027年からINEOS Grenadiersで走ることに。
今年の4月に「イネオスが16歳の天才スペイン人ベンハミン・ノバルを獲得か?」という記事で、INEOS Grenadiersが16歳の天才スペイン人を狙っていると紹介したが、昨夜INEOS Grenadiersから正式に同選手との契約したと発表があった。
ベンハミン・ノバルはまだ16歳のスペイン人でMMR Academyというクラブチームに所属している。父親はかつてAstanaやTeam Saxo – Tinkoffで走っていたプロ選手のベンハミン・ノバル・ゴンザレスだ。現役時代はアルベルト・コンタドールと走っていた。
そんな16歳はまだ年齢的にジュニアカテゴリーの選手でワールドチームに入れないのでジュニアを卒業してからの2027年から正式にワールドチームとしてのINEOS Grenadiersに所属することとなる。
この2025年シーズンがジュニア1年目となるのだが、今年の戦績がとてつもない勝率になっている。ワンデイレースで5勝、そして今シーズンの現時点までに3つのステージレースに出場しているのだが、それら3つ全てで総合優勝(同時にそれら3つで全てステージ優勝もあげている)。このように驚異的な強さを誇る。ワールドチームが目をつけるのも当然の逸材である。
またシクロクロッサーでもあり、今年のジュニア世界選手権で4位の実力者だ。
INEOS Grenadiersはそんな彼を、天性の勝負センス、高いクライミング能力、戦略的知能、成熟さの全てをもつ、最も刺激的な若者の一人だと評する。
契約は2027年と2028年の2年だ。