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カレブ・ユアンがジェイコ・アルウラーへ移籍

カレブ・ユアンがジェイコ・アルウラへ移籍。かつてのグリーンエッジに復帰へ。

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ロット・デスティニー(Lotto-Dstny)のエーススプリンターのカレブ・ユアン(Caleb Ewan)は、今年のツール・ド・フランスでエースとして失格とされるような行為を行い、チームからも「契約は残っているが出ていってもらってけっこう」と言われるほどに、両者の亀裂が深刻になっていた。その件について紹介してきた次の過去記事を見てほしい。

そんな中で、カレブ・ユアンは母国オーストラリアのワールドチーム、ジェイコ・アルウラー(Jayco-AlUla)へ移籍することが発表された。チームの雑コラ感あふれる投稿を見てほしい。

カレブ・ユアンといえば今のロット・デスティニー(Lotto-Dstny)の前身、ロット・スーダル(Lotto-Soudal)に移籍したのが2019年。それまでは2014年から母国オーストラリアで、グリーンエッジ(GreenEdge)が運営するチームで走ってきた。

今のジェイコ・アルウラーもグリーンエッジが関与しているため、今回の移籍は古巣への復帰ということになる。契約は2年で、2025年まで。

これで問題となるのが来年のツール・ド・フランスでは、ディラン・フルーネヴェーヘン(Dylan Groenewegen)とどっちがエーススプリンターを務めるのかという点だ。また登れるスプリンターとしてマイケル・マシューズ(Michael Matthews)もいる。もちろんツール前に一番調子のいい選手を連れて行くだろうが、一体誰がツールでエーススプリンターを務めるのか。

ただ今回の移籍で強力なトップスプリンターが2名揃ったことで、どちらも本来の力を発揮できれば来年のジェイコ・アルウラーはUCIポイントを量産できる可能性がある。それに加えてサイモン・イエーツ(Simon Yates)などがステージレースなどで活躍すればジェイコ・アルウラーのUCIチームランキングも上昇し、降格リスクを回避できる。

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