ロシアのウクライナ侵攻以来、ロシア国籍の選手とベラルーシ国籍の選手は、UCIからの制裁により世界選手権などに出場できなくなっていた。
だがしかし金曜日のUCI発表によると、UCIとしてはそうした制裁を一部緩和する方向で検討しようとしているようだ。
情報源:UCI opens door for Russians, Belarusians to compete at Worlds as neutrals
今年の世界選手権は、パリ五輪の一年前という位置づけだが、これまでブログで紹介してきたように、ロードレースだけに限らずBMXやMTBなどの各種目が一堂に会して開催される特別な「欲張りセット」大会となる。
このような特別な世界選はこれから4年に1度(オリンピックの1年前ごと)開催されることになっている。
UCIとしては、その今年の世界選にロシアやベラルーシの選手でも参加できるようにしようと考えているようだ。ただし「国家の代表」としてではなく、「個人資格」として出場することだけを認める方向で検討する予定のようだ。
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