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そろそろ目前に迫りつつある本年度最初のグランツール、ジロ・デ・イタリア。
そのジロのワイルドカード枠はすでに発表されている。次の4チームだ。
だがしかし、昨日この中のVini Zabùがジロには出場しないことを発表した。次のチーム公式ツイッターを見て欲しい。
LA VINI ZABU’ RINUNCIA AL @giroditalia – TEAM VINI ZABU’ WITHDRAWS FROM THE GIRO D’ITALIA
— Vini Zabú – Pro Cycling Team (@ViniZabuProTeam) April 15, 2021
🗞️ FULL NEWS
🇮🇹 https://t.co/Ky0DsQaCIL
🇬🇧 https://t.co/1pjA2pUpbc#ForZabù pic.twitter.com/pmlBlZdttr
同チームのジロ撤退の理由は、ドーピングである。
同チームからは過去12ヶ月で2人のドーピング事例が発生していた。昨年10月のジロ・デ・イタリアではMatteo Spreaficoがエノボサルム(通称オスタリン)を使用したとしてアウトに、そして3月にはMatteo De BonisがEPOを使用したとしてアウトになっていた。
現状まだUCIの懲罰委員会から正式な処分がくだされているわけではないが、1年間で2件のドーピング事例を出したことを重くみてのチーム側独自の判断によるジロ撤退となる。
なお今回のこの撤退を受けて、ジロ主催者RCSは、Androni Giocattoli-SidermecをVini Zabùの代わりとしてワイルドカード枠に選出したことを発表している。
以上のことより、今年のジロ・デ・イタリアのワイルドカード枠は、
となった。