ロードレースの2021ブエルタ・エスパーニャ

ロペス怒りのボイコット!2021ブエルタ第20ステージの結果と感想

今日の第20ステージはゴール前1.5kmで視聴者興奮の展開となった。最後の最後で全くノーマークだった選手の奇襲(?)で盛り上がったのだ。あの展開は残り10kmでも予想できないわ・・・

今日のコース

いつもどおり「2021ブエルタ最後の山岳ステージ。第20ステージのコース紹介」をどうぞ。

超級山岳こそないものの、山岳は5つも登場。上の記事でそれぞれのデータをチェックして欲しい。

チームDSMはストーラーかバルデか?

昨日は19名の逃げが出来たわけだが、今日の逃げもやはり大きな集団となった。以下の16名だ。

  • Lilian Calmejane(AG2R-Citroën Team)
  • Clément Champoussin(AG2R-Citroën Team)
  • Stan Dewulf(AG2R-Citroën Team)
  • Floris de Tier (Alpecin-Fenix)
  • Mark Padun (Bahrain Victorious)
  • Dani Navarro (Burgos-BH)
  • Jesus Herrada (Cofidis)
  • Mikel Bizkarra (Euskaltel Euskadi)
  • Jan Hirt (Intermarché-Wanty-Gobert Matériaux)
  • Sylvain Moniquet (Lotto Soudal)
  • Nick Schultz (Team BikeExchange)
  • Romain Bardet (Team DSM)
  • Chris Hamilton (Team DSM)
  • Michael Storer (Team DSM)
  • Ryan Gibbons(UAE Team Emirates)
  • Matteo Trentin(UAE Team Emirates)

この16名が11分差をプロトンにつけて逃げる。

この中で個人的に注目はチームDSM。山岳賞トップのストーラーと僅差で2位のバルデという関係がチーム内に存在する。

チームとしてのエースはバルデだろうが、極論すればチームとしては誰が山岳賞でも問題ないわけで、はたしてエースのバルデとストーラーのどちらを山岳賞で勝たせるのか?両名が逃げに乗ったことを考えると、バルデを勝たせるためのアシストがストーラー?とも思えるが・・・

バルデにステージ優勝も山岳賞も獲らせることができるか?

さて、レースが進むにつれ逃げ集団は少しずつ人数を減らしていくが、ゴールまで40km以上もある地点でUAEのライアン・ギボンズがアタックして独走を開始する。

まだ距離がありすぎるという考えでチームDSMは動かないのか、それとも動けなかったのか?ストーラーがついていくもアリだとは思ったが。

今大会は40kmはおろか90km近い逃げも成功していたりするような長距離逃げが決まりやすい変な(?)大会となっているので、ギボンズの逃げも成功する確率はいつもより高いのではないか?

今日の山頂フィニッシュとなる2級山岳にメイン集団が突入すると、ギボンズを追走していたバルデらの集団もみんな吸収される。先頭はギボンズ1人。集団とは1分40秒ほどの差をつけて逃げる。

一方そのころ驚きの速報が入ってきた。総合3位のミゲル・アンヘル・ロペスのリタイアだ。

すでに残り30km地点で集団から遅れ始めていたのだが、まさかの最終日前日でのリタイアだ。先日は濃霧の中の超級山岳ステージを制したスーパーマン・ロペスが2日後にバッドデーとは・・・表彰台目前だったにもかかわらず。これがグランツールの怖さか。

と書いたら、実は自分がエース扱いされないことに腹をたてて、チームの作戦に対する抗議のボイコットだったのが真相のようだ(参考:Miguel Angel López storms out of Vuelta a España during penultimate stageいかにもラテン系のノリという感じで、実にモビ☆スタらしい。せっかくこれまでモビ☆スタはバルベルデのリタイアも乗り越えて上手く立ち回っているように思えたのに・・・

でも何度もいうけど、それがまたモビ☆スタらしさか。

さて、2級山岳に入って少しするとアダム・イエーツが積極的にアタック!

そのアタックにより、エンリク・マス、プリモシュ・ログリッチ、ジャック・ヘイグの4名に絞られる。

この4名がやがて先頭のギボンズを捕まえるわけだが、彼らを目指して後方からロマン・バルデら数名が合流してきた・・・その時だった。

ロードレースの2021ブエルタ・エスパーニャ

AG2Rのクレモン・シャンプッサンが全開アタック!口も全開で必死の形相!ログリッチらはしばらくお見合い!シャンプッサンの抜け出し成功!!

その後、ステージ優勝を狙うバルデやログリッチたちも加速してシャンプッサンを追いかけるが・・・そこから先の結末は次の動画でどうぞ。

フランスの23歳の大金星キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

クレモン・シャンプッサンは、このブエルタの第10ステージで3位に入っている。そのとき1位だったのがチームDSMがのマイケル・ストーラー。ストーラーはシャンプッサンとファンセヴェナントを登りで突き放しての独走勝利だったが、今回はシャンプッサンが登りでログリッチたちから抜け出しての勝利となった。

先日のブルターニュ・クラシックでの25歳のフランス人ブノワ・コスヌフロワ(Benoît Cosnefroy)も勝利したり、若いフランス人選手の活躍が続いている。フランスにとってはニューウェーブがいい感じに育っているのではないか?(過去記事:まさかのアラフィリップ敗北!プロトンで最もメガネの似合う男がブルターニュ・クラシックで勝利!

そして最後にきっちりと2位をゲットするプリモシュ・ログリッチさん。もうなんなのこの人・・・

なお注目していたチームDSMと山岳賞だが、結局この日もコツコツとポイントをためたマイケル・ストーラーが、ロマン・バルデとの差を拡大して1位のまま。明日リタイアでもしない限り今日で山岳賞ジャージが決定した。

今日のトップ10

1 CLÉMENT CHAMPOUSSINAG2R CITROEN TEAMB : 10”
2 PRIMOŽ ROGLIČJUMBO – VISMA+ 00H 00′ 06”B : 6”
3 ADAM YATESINEOS GRENADIERS+ 00H 00′ 08”B : 4”
4 ENRIC MASMOVISTAR TEAM+ 00H 00′ 08”
5 JACK HAIGBAHRAIN VICTORIOUS+ 00H 00′ 12”
6 CHRISTOPHER HAMILTONTEAM DSM+ 00H 00′ 16”
7 MIKEL BIZKARRAEUSKALTEL-EUSKADI+ 00H 00′ 23”
8 RYAN GIBBONSUAE TEAM EMIRATES+ 00H 00′ 26”B : 3”
9 GINO MÄDERBAHRAIN VICTORIOUS+ 00H 00′ 26”
10 FLORIS DE TIERALPECIN – FENIX+ 00H 00′ 50”

今日のリタイア

31ALEKSANDR  VLASOVASTANA – PREMIER TECHDNS
77LAZKANO OIER  LOPEZCAJA RURAL – SEGUROS RGADNS
174MIGUEL ANGEL  LOPEZMOVISTAR TEAM途中リタイア

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