来年トム・デュムランはツールでエース?

今シーズンの初めに、「特急列車」から降りると宣言し休養に入ったトム・デュムラン。これまでの実績とグランツールエースとしての期待から両肩にかかるプレッシャーとストレスから逃れ、心身ともにリフレッシュするためだ。

その後東京五輪前の6月にレースへ復帰。そして東京五輪ロードレースでは周囲の選手らとともに笑顔で走る姿も見られた。そのシーンを見た時にブタは「これはもう大丈夫」と思ったものだ。

ただ、グランツールエースとしての重圧から逃れたかったという想いがあるのならば、今後Jumbo-Vismaではグランツールエースにはならないのではないかとも思える。同チームには絶対的エースのプリモシュ・ログリッチと、若手のエース、ヨナス・ヴィンゲゴーもいる。彼らを支えるアシスト業に専念するのか?

しかし、Jumbo-VismaのディレクターMerijn Zeemanは、はっきりと「ログリッチは今もなおグランツールでの優勝候補の1人だ」と明言する。

情報源:Tom Dumoulin is still a Grand Tour contender, says Zeeman

この記事でのインタビューで同ディレクターはこう発言している。

For us, we see Tom as a Grand Tour contender as well,”

訳「チームにとってはトム・デュムランもまたグランツールのエースの1人」

そしてデュムランはすでに来シーズンに向けたトレーニングをスタートさせていると述べる。まだ来シーズンの目標やレーススケジュールは計画されていないが、12月なれば両者でそういった話し合いを予定となっている。

来年度のグランツールのうち、先日コースの全容が発表されたジロ・デ・イタリアについては第2ステージと最終日に2度の個人タイムトライアルがある。

しかしそれぞれ9.2kmと17.1kmと距離が短いため、タイムトライアルスペシャリストが存分にその力を発揮できるといったコースにはなっていない。ライバルたちにあまり差をつけられない、また逆転しにくい可能性がある。

そこで、Jumbo-Vismaとしてはジロはタイムトライアルに強いデュムランをエースにしない(出場させない?)可能性もある。そうなるとセップ・クス(Sepp Kuss)またはヴィンゲゴーの単独エースというのもあり得るか?

仮にヴィンゲゴーがジロでエースを務めるならば、ツールはログリッチ&デュムランのダブルエース体制で臨む可能性が出てくる。

もちろんデュムラン本人の意向次第だが、情報源記事のインタビューでのディレクターの口ぶりを見る限りでは、デュムランが来年グランツールエースとしてカムバックするというのは十分ありそうな、そんな雰囲気を感じる。


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